【鶴ヶ島の予防歯科・小児歯科】子どものむし歯について知ろう!~むし歯ゼロをめざして~
こんにちは。
埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】です。
子どものむし歯は減少傾向であるのをご存じでしょうか。
文部科学省が毎年実施している子どもたちの健康状態の調査によると、むし歯になっている子どもの人数は、小学校で4割以下、幼稚園では3割以下と報告されています。
ピークだった昭和40〜50年代より減少傾向が続いています。
(参考:文部科学省 報道発表「令和4年度学校保健統計〈学校保健統計調査の結果〉確定値を公表します。p1・p2」より) >
しかしながら、減少傾向であるとはいえ、今もまだ3~4割 の子どもがむし歯になっているのです。
今回は子どものむし歯についてお伝えしますので、予防歯科の取り組みのきっかけとなれば幸いです。
子どものむし歯の特徴
乳歯は永久歯にくらべて、むし歯になりやすいといえます。
というのも、乳歯の歯の表面を覆っているエナメル質の厚さは、永久歯の半分ほどしかありません。
その上、再石灰化が十分に進んでいないため歯質がやわらかく、酸に溶けやすい特徴があります。
また、乳歯は、歯髄腔という神経が入っている空間が広いため、むし歯になるとすぐに神経まで達し、重症化するリスクが高いといわれています。
むし歯にならないために気を付けること
むし歯を予防するためには次のことが重要です。
磨き残しゼロをめざす
むし歯の原因は、お口の中の細菌が酸を生産し、歯を溶かすことです。
磨き残しにより歯に付着した、プラーク(歯垢)は細菌のかたまりです。
丁寧なブラッシングを行い、歯ブラシだけでは届かない歯と歯のすき間には歯間ブラシやデンタルフロスを併用するといいでしょう。
だらだら食べはしない
お口の中の細菌は、糖分を餌に繁殖し、酸を作りだし歯を溶かします。
通常は、溶かされた歯は、唾液の再石灰化作用により修復されます。
けれども、だらだらと時間を決めずにお菓子を食べ続けたり、甘いものを頻繁に摂っていたりすると、唾液の再石灰化作用が間に合わずむし歯になるのです。
むし歯を予防するためには、お菓子の内容に注意し、時間を決めて食べましょう。
フッ素(フッ化物)の使用
フッ素(フッ化物)には次のようなむし歯予防の効果があります。
・歯を強くする
・再石灰化を促進する
・むし歯菌を抑制する
自宅での歯磨きでは、フッ素(フッ化物)配合の歯磨き剤の使用をおすすめします。
歯科医院での高濃度のフッ素塗布を乳幼児に定期的に行った場合、むし歯をほぼ半分に減少させたとの報告もあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」より) >
【伊田歯科医院】の小児歯科のサポートで子どものむし歯をゼロへ
埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】では、予防歯科に力を入れています。
徹底サポートさせていただきますので、お子様のむし歯ゼロをめざしましょう。
当院には「歯磨きコーナー」を設けており、お子様への効果的な歯磨きの方法の指導や、保護者の方に向けた仕上げ磨きの指導を行っています。
木曜以外の平日は19時まで、土曜も19時まで診療しておりますので、ご都合にあわせてお越しいただけます(2024年2月現在)。