歯を失う原因第1位は「歯周病」~歯周病のことを知って予防歯科に取り組もう~

こんにちは。
埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】です。
 
むし歯は、「歯が痛くなる」「歯に穴が開く」などのイメージを持っていらっしゃる方が多いと思います。
 
では、歯周病はどうでしょうか。
「歯に関連した病気」ということはわかりますが、むし歯にくらべてイメージが曖昧ではないですか?
 
今回は、歯周病について詳しく解説いたしますので、ご自分の健康な歯を守るための参考にしてください。
 
 

歯周病ってどんな病気なの?

歯周病は、歯を失う原因の第1位です。

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の原因」) >

 
歯と歯ぐきのすき間に細菌が侵入し毒素を生産することで、歯ぐきの炎症を引き起こし、歯を支える骨などを溶かしてしまう病気です。
 
その際に、痛みはほとんどなく進行していくといわれているため、気が付いたときには歯がぐらぐらしていたり、歯ぐきが下がり歯が抜けてしまう場合があります。
 
歯周病は進行すると、歯やお口の周囲の異常だけでなく、心臓疾患や慢性腎臓病、糖尿病など全身の病気に悪影響を与えるといわれています。
 
 

歯周病を予防するためには?

歯ぐきの炎症が原因で歯と歯ぐき境目の深くなった溝を、「歯周ポケット」といいます。
 
健康な歯ぐきであれば、歯周ポケットは3mm以内なのですが、歯周病のリスクである4mm以上の歯周ポケットを持つ方の割合は、25~34歳32.7%、35~44歳34.7%、45~54歳43.7%、55~64歳47.5%、65〜74歳以上で56.2%、75歳以上は56%という報告がされています。
この結果から、どの世代にも歯周病のリスクはあることがわかりました。
その中でも、シニアの方は半数以上に歯周病のリスクがあるのです。

(参考:厚生労働省「令和4年度歯科疾患実態調査」p23 表20より) >

 
歯磨きが不十分だと、歯垢(プラーク)が歯周ポケットに蓄積します。
 
歯周ポケットは歯垢(プラーク)の中にある細菌が繫殖しやすい環境のため、放置しているとポケットの奥深くへと浸食し歯周病が進行してしまうのです。
 
そのため歯周病予防には、ご自宅での「セルフケア」と歯科医院での「プロフェッショナルケア」を行い、歯周ポケットに侵入した歯垢(プラーク)をしっかりと除去することが重要です。
 
 

【伊田歯科医院】は「予防歯科」に力を入れています

埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】では、歯磨きだけでは取り除けない汚れに対して専門的なケアやクリーニングを行っています。

当院の予防・メンテナンス >

 
歯周病のリスクを下げるために、予防歯科を始めようとお考えの方はお気軽にご来院ください。
 
木曜以外の平日は19時まで、土曜も19時まで診療しておりますので、ご都合にあわせてお越しいただけます(2024年2月現在)。
 
駐車場を7台完備しておりますので、お車での通院も便利です。

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