歯を失わないための【予防歯科】~「噛む」ことが認知症予防になる!?~

こんにちは。
埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】です。
 
厚生労働省と日本医師会が提唱している「8020運動」をご存じでしょうか?
これは、「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。
 
20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でもほぼ満足に噛めるということが明らかになっています。

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「8020運動」とは?) >

 
しかしながら、75歳以上の方の平均値は約16本となっており、「8020運動」の目標に達していない現状です。

(参考:厚生労働省e-ヘルスネット「歯の喪失の実態」) >

 
今回は、「噛む」ことに注目して、認知症とどのような関係があるのかをお伝えいたします。
 
 

「噛む」ことは認知症予防になる?

神奈川歯科大学の研究によると、歯がなく義歯も使用していない場合、20本以上の歯がある人とくらべて、認知症の発症リスクが1.85倍高くなると報告されています。
 
その理由は、歯を失うことで噛む力が低下してしまい、脳への刺激が減ってしまうことが関係しています。
また、噛みづらい生野菜などを食べることを避けるため、ビタミン不足などを発症することで認知症のリスクを高めるともいわれています。

(参照:J-STAGE 日本口腔インプラント学会誌-神奈川歯科大学「歯科から考える認知症予防への貢献」より) >

 
 

認知症の予防のためにも予防歯科の取り組みを

歯を失う主な原因疾患は、歯周病むし歯です。
 
これらの病気が進行すると、歯やお口の周囲のトラブル以外にも、細菌が出す毒性物質が血液によって全身に運ばれてさまざまな臓器に悪影響を与えることがあります。
お口の病気にとどまらず、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、呼吸器系疾患などとの深い関連が挙げられているのです。
 
全身疾患の予防のためにも、ご自宅での「セルフケア」と歯科医院での「プロフェッショナルケア」を行い、予防歯科に取り組みましょう。
歯科で定期的にメンテナンスを受けることで、歯磨きだけでは落としきれない汚れを除去し、お口の環境をすこやかに整えることができます。
歯とお口の健康を守り、認知症のリスクを低下させ、心身の健康寿命をのばすことにつなげていきましょう。
 
 

歯を守るために【伊田歯科医院】で予防歯科を始めませんか?

埼玉県鶴ヶ島市の歯医者【伊田歯科医院】では、患者さまに健康なご自身の歯で過ごしていただけるよう徹底サポートいたします。
 
認知症予防のためにも、歯のメンテナンスを始めようとお考えの方は、お気軽にご来院ください。

当院の予防・メンテナンス >

 
木曜以外の平日は19時まで、土曜も19時まで診療しておりますので、ご都合にあわせてお越しいただけます(2024年2月現在)。
 
駐車場を7台完備していますので、お車での通院も便利です。

当院へのアクセス >

 

 
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